プロ写真家 新藤修一さんのHPでも紹介していただきました、DCS7XX、キャノンD6000・D2000用外部電源です。
ニコンSD-8を利用してバッテリーケースを作ってみました。 そして撮影時にテストをかねて使ってみましたので御報告させて頂きます。 SD-8は御存じだと思われますが、スピードライト用外部電源です。内部の基盤をはずしコードをハンダ付けした物を作りました。 単3電池が6本はいりますので、ニッケル水素ですと1.2V×6=7.2V... DCS760は7V(AC入力部分です。バッテリーは7.2V)なので許容範囲でしょうか。 で、充電をしてロケに持っていったのですが、80カットくらいのところで電池が少なくなりましたと表示され、撮影はその後2-3カットで終了です。 撮影では画像の確認や、いらないカットの消去、今回のファームウェアアップでできるようになりました、RAWからJPEGへのカメラ内での変換も含めてのレベルです。 純正バッテリーの撮影枚数公称値が100カット前後だったので、ほぼ問題ないレベルでしょうか。 現在のデジタルカメラでは心細い撮影枚数ですが、もう1セット分電池を持っていけば使えそうです。 ちなみにニコンD1系ではACアダプタ入力部分は9V、こちらは1.5Vアルカリ6本で試してみましたが、快調です。 撮影枚数は....調べていないですが緊急の電源として凡用単3電池が使えるメリットは大きいと思います。 どこでも売ってますから...。 まずDCS760のユーザーはかなり少ないと思われますが、電池ボックスの6本仕様がなかなか無いのと、見た目のスマートさでSD-8を改造してみました。ダミー電池の使用で電圧を1.2V(1.5)単位で減らせますし、コネクターの変更で他のカメラでもいけるのじゃ無いかと思います。 今回使用しました接続コードはTPCさんの物を使用しました。 今回の外部電源は凡用電池を使用したい!から発生した改造です。 他のバッテリーや純正バッテリーがあるばあいは必要ないでしょうねえ。
追伸 その後何回か使用しましたがDCS760では、IEEE1394接続で撮影中、電池がなくなると突然ファームウェアが古いものに戻ってしまうという自体に陥りました。これは電池切れの際、なんらかの原因でファームウェアがクラッシュ、バックアップのものに切り替わったということらしいです。DCSシリーズはファームウェアが2つ入っており、万が一にそなえてバックアップの方が起動するシステムになっています。コダックのフォーラムでもありましたが、まさか自分がこうなるとは...。それからはいつも1枚64MBのCFにファームウェアをいれて持参しています。 (2005.03.25) |