棚をゴソゴソしてたら、デイロールが出てきた。しかも中にはiLFORDがまだ残り80ft。
いつ買ったやつやっけ?と思い起こせば5、6年前。旅に行くときにモノクロでばしばし撮ろうと思って使ったやつ。
ちなみにデイロールは、明室で35mmパトローネにフィルムを装填できるデバイス。
100ft単位でフィルムっていうのは販売されていて(現在では選択肢は少ないが)無理すれば36枚撮りフィルムより多く装填できる。39カットくらいが最大か…
普通に使えばいいもんだけど、消費期限はだいぶ過ぎてるので遊びがてらに違う表現をしてみようかなと、ブローニーフィルムを使うカメラに入れてパーフォレーションまで使って長いパノラマちっくな写真を撮ろう、と思った。
で、35mmのパトローネはブローニーの長さにしてやれば中判カメラに装填できるので、スペーサー的なものさえあれば気軽に使える。なので早速パーツを作る。今回設計はしないで、手っ取り早くフリーなデータを利用。作ってる人っているもんだね。
ありがたく拝借して出力。パトローネの両端は形状が違うので2種類のパーツとなる。
できたものを6*9ホルダーにつけてみる。写真は巻き取り側につけちゃているが、うまくはまった。
これでなんか作品撮りしよう。6*9なので写真としては35mm×90mmのながーい写真ができるわけだ。
ハッセルのマガジンも手元にあって、こちらは6*6なので35mm×60mmが撮れる。しかしボディーはない、笑
あと、120フィルムのように遮光紙はないので圧板を220に切り替えないといけない。
で、例に漏れず、樹脂のままではダサいので黒染め、完成。5セットくらいできた。
桜堤を横長で、または、長い物をひたすら長く撮る。ワクワクするけど、そんな時間ない…
90mm*35mmという横長フィルムの中で何か表現できないかという思いから35mmフィルムを使ってひたすら自家現像していくコーナー。