今日はほぼ商品の取り扱い説明書で3Dで一日終わってしまった。
そして終了後またまたそのまま3DCG漬けというわけ。
3DCG用は普通のHDRIと違い、360°パノラマか、円周魚眼だから、普通に写真を撮るわけにはいかない。鏡面加工の球体を撮るか、円周魚眼でなんとかするかぐらいですか。また商品のレンダリングはライティングを写さないといけないので、これは実際の撮影ではしんどい。他はもう、素材集を買うしかない。スタジオライティングのHDRIもあるのだ。
でも貧乏ですから自分で作ることにした。以前、Cinema4Dで鏡面の球体にライティング環境を写り込ませたものを焼成できることをしった。こちらはそのままHDRとして保存でき、楽ちんだ。
ただ今回Carraraで続けていきたい制作物なのでC4Dはやめ。まあ、最終のHDRIは別に関係ないけど。
Carraraでもたしかパノラミックな画像を作れたはず。そうだSphericalCameraだ。
これでGlow設定の板(バンクライトの役割)をいい感じのライティングになるように配置、それをSphericalCameraでレンダリング。できたのが下の写真。
幅1500、高さ750にしてみた。実はこの写真はさらに先の作業、HDRIにする作業の物。
うちは現在PhotoshopCS2。なので、複数の露出違いの画像からHDRIがつくれる。まずレンダリングした画像を、Photoshopにてイメージー色調補正ー露光量…で1段ずつ変えた物を5枚つくって、自動処理ーHDRに統合にて保存。Cinema4Dより手間はかかるが、オリジナルのスタジオライティングHDRIが安価に作れる。
で、Carraraの象徴、ラッパで確認。
床のライトの写り込み、確かにボクの作ったHDRIだ。
今回は何も考えずにライトになるオブジェクトを配置したので、何とも言えないライティング、商品撮影なら失格のものだ。
※後ほど気がついたが、カメラは商品位置からカメラのある方向を撮らないといけなかった、orz
まあ、これをふまえていろんなHDRIをストックしておこうと思う。
追記
やり直してみました。
1.まず作りたい状況のライティングを構築してみる。
ちなみにトップライトもあります。
2.球を置いたところにSphericalCameraを置いて1.の球からこちらを見ているように方向を変える。
で長辺2対短辺1でレンダリング、とりあえずTiffかPSDで保存。
Photoshopに持ち込んで複数枚の露出違いの画像をつくる。
(今回はレンダリングの画像をもとに−2から+3までの6段階にした)
で、ためしに同じ球のシーンにつかってみる。
書き出した.hdrファイルでレンダリング、微妙?そのままの強さだと最初明るすぎたので、HDRIの強さを70%くらいにした。
で、例のラッパに適用。上の失敗ラッパとは全然違うでしょ?とりあえず。
すごいです。
自分がやりたい事にぴったりだったのでコメント入れさせて頂きます。
こういう方法があるですね、、諦めてD○SCHの素材集買ってしまいました。。。でも、内容イマイチで。。。
ちなみに、このCARRARA(初耳でした)は二つあるようですね、お安い「CARRARA 3D Basics 2」でも同様のことが可能なのでしょうか。。。できるんだったら素材集より格安ですね。調べてみます。
突然のコメント失礼しました。
maさま、こんにちは。
コメントありがとうございます。
好きなように作れるのでうれしいのですが、手間はかかりすね(^^;)
ワタシはPhotoshopCS2でCarrara7の環境ですので、Basicではどうだったかわからないです、すみません。基本、全天カメラがカメラの選択肢にあればパノラマレンダリングできます。
素材集はすぐに使えるところが利点でしょうかね。また風景や室内の環境の写り込みなら素材集でしょう、Carraraで室内や風景作るのは手間ですね。ただ、景観はある程度プリセットに入っているのでそれでやってみても作れるかもです!
またやってみてどんなのができたか教えてくださいね!