SKキャスタブルレジンでの出力、再挑戦。
というわけで、とりあえず調べてもわからなかったのでこれはSK本舗さんに聞くべし、と連絡して回答をいただいた。
キャスタブルレジンは照射時間をかなり長く設定しないとダメだということで。なるほどだからいくらやってもブツが出現しないわけだ…。
気持ちを新たに、最初のSKキャスタブルレジン(黄色)で再挑戦。グリーンでもよかったんだけど、やっぱ最初の初キャスタブルレジンを克服しておきたい。そんなわけで、設定を見直し、出力。照射時間が普通のレジンの10倍以上、従って出力時間はかなり長くなる。帰りに設定しておいて、朝来たら…
おお、出来上がってる(ピンボケすまそ)
通常レジンと比べて柔らかなので取扱注意、しかしプラットフォームからはスキージですんなり剥がれ落ちる。
水洗いからのIPA通し、そして二次硬化に移る。
こんな感じ。今回は前回と同じく50umで出力したのでリングのへりは少し積層痕が出る。
しかし、基本設定を教えていただいただけで、すんなり。今までのストレスは半端なかった。
ただこのままだと湯道はワックスで付けないといけないが、手持ちのワックスは石鹸状の塊しかなく(いままでの端材を一度とかして固めたもの)削り出しと接着が面倒になったので再度、湯道まで設計して出力。
じつはワックスで湯道作りかけてたが上手く接着できなかった。経験不足もあるが、手持ちのワックスはなかなか着かず…。
再度、湯道まで作り出力。ここまで失敗もなくもう慣れて来た。とりあえずキャスト失敗を考えて3つ出力。
お、木目のような積層痕わかるだろうか。
初回のテストでありがちな、気持ちがはやりすぎるパターンで特に積層痕を処理することもなく埋没に移ってしまう…
湯道の終端はゴムパッキンのセンター穴にピッタリ合わせてあるので差し込むだけ。あー楽チン。
手配しておいたKERRの埋没材を使用。混水費40%ということなので、埋没材100gに対し水40gをいれて(あってるやんね?)、攪拌。
ハンディールーターの先に針金で作った攪拌棒をつけ、回転させ攪拌。手でやるよりやはり電気の力は便利。
ステンの筒をつけていよいよ流し込む。
攪拌時にも容器をトントンして脱泡したが、この状態でも軽くトントンを続けて脱泡。
細かい文字の隙間、どうなんだろーなー。
結構硬化は早く15分ほどで硬化した模様。
不安なのでさらに20分ほど放置してから、ゴムを取り去ると…
おお、いい感じじゃない?
このまま1日くらい放置して水分をできるだけ抜こうと思う。
そして次は焼成の工程に入る。
またその時まで、しばしお待ちを…。
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