普段 ザ☆ライトシミュレーター(カタカナで書くとださいw)であるMaxwellRenderでビジュアライゼーションしてますが、仕上げに10時間とかハンパない時間がかかり、ライティング・素材の試行錯誤などで毎回午前さま…、朝事務所に来てチェック&調整、みたいなワークフローです。Maxwellは現実をシミュレートする最高のレンダラーですが、エミッター(光源)を多用すればするほど計算が遅くなり、時間がかかります。そこでHDRIを利用したIBL(イメージベースドライティング)なのですが、これまたチューブ状の光り物に対してはいまいちしっくりこない物が多く、自分でHDRIを作るにもちょいと工夫が必要です。
そこでHDR Light studio for modoナルモノを導入してみました。アプリケーションの詳細はリンクを見ていただくこととして、端折ると、モデリング後、自在にHDRIでライティングができ、しかもmodoのプラグインで直接レンダリングできるという…。ところが、ひとつ落とし穴にはまりました。よく読んでなかったのですが、対応ホストのmodoバージョンは701から。私は601…。
仕方なしにアップグレードしました。
さっそく使ってみた、ライトを設定してさわると、modoのプレビューも即反映されます。
コレはすごい。いままではHDRIの場合マッピングの角度や位置で多少の調整くらいしか出来ませんでしたが、これは見ながら完璧に!
右がmodoのプレビュー、左がMaxwellFire in modo。
適当にプリセットのマテリアルを割り当てているので、特にマックスウェルのほうは
MXMマテリアルではありませんのでリアルさがないのはご容赦。modoのほうがいい感じに見えます。
modo701 2分弱
Maxwellへ出力30分
modoのプリセットマテリアルを使用しているため床面のアルミヘアライン加工の材質がおかしなことになっています。
イメージベースドライティングの利点はレンダリングの時間が短くなるということです。それに+ αライティングの自由度がプラスになるのでこれは武器になりそうです。