世の中無線ブームということで、WT-2の速度を検証してみました。
環境はMacBook CoreDuo+Aperture2+ApertureHotfolderです。
まずApertureはワタシのメインのキャプチャ&現像・管理ツールです。
ワイヤー接続ですとUSBでもFireWireでもテザー設定でほぼすべてのカメラの直結撮影を網羅しています。さすがアップル。
ただし、無線接続はサポートしていません。じゃあどうするの?ということで、上に書いている最後の文字「ApertureHotfoder」を使います。これはアップル標準の自動化ツールAutomatorのAperture専用のものです。WT-2が撮影後画像を送りつけるフォルダを指定しておけば自動的にApertureに表示されます。
もう一つの方法はNikonCameraContorolProを使ってカメラを接続、LightRoomもしくはCaptureOneの監視フォルダを設定することでキャプチャが可能ですが、こちらはワイヤー接続になります。
ただしWT-2のアドホックモードですとCameraContorolProが使えますのでその場合はワイヤレスで上記2タイプのソフトウェアでワイヤレス撮影が可能です。
アドホックモードは俗にいうPTPモードで、間に何もなくAirMacさえ入っていれば使えるとっても気軽で便利なモードです。が、しかし通信速度が11bという規格しか使えないので理論値最高でも11Mbpsしかでません。ところがインフラストラクチャモードですと11gという規格が使え、理論値最高ですと54Mbpsだせます。ただ、無線アクセスポイントを利用しないといけないのでロケなどでは一個持って行くモノも増えることとなります。これは前回のエントリーで書いたものですね。
さて、この11gを使うためにインフラストラクチャモードにするわけです。
で、問題のスピードですが、ちょっとストップウォッチで計測してみました。
カメラをスタンドにのせ、シャッターを切ると同時にストップウォッチを押し、Apertureに取り込まれ、表示した段階で再度ストップウォッチを押す、という原始的な方法です。
とうぜん、誤差はありますのでご容赦。
まずはRAWデータ
そしてJPEG FINE
そしてRAW+JPEGでJPEG FINEのみ送るモード(RAWはカードに残る)
と、時間もそんなにないのでここまで、すみません。
何回かやったのですがほぼ同じ結果。最後のモード使えそうですね。
ただJPEGとRAWがあんまり変わらない。本当か?そしてJPEGもFineとnomalでもぜんぜん変わらず…。本当か?もっと何回も検証する余地があるのか…
とにかくこの数字くらいですと実用範囲です。取り込まれるフォルダにはここれよりあと10秒は速いです。Apertureに取り込む作業で10秒くらい掛かっているようです。
実戦導入してみます。