おひさです。なにを隠そう私たちHSJはプロダクトデザインが本業でございます。
いままで沢山のオリジナル商品を世に送り出しましたが、やはり嬉しいものです。
デザイン系の学校をでて、当初はステーショナリー関係のインダストリアルデザイナーになりたかったのですが、就職活動もロクにせず、なぜか家具業界に。
家具・インテリアのデザインのなかで醍醐味を味わえるのは無からデザイン出来る系統、日用雑貨ものです。思い描いた物を3DCGにてプレゼン、絞り込まれてサンプルができあがり、商談も済みパッケージデザイン及び撮影まできました。
写真をやっていてメリットを感じるのは一貫した思惑の中でのパッケージ、販促デザインができること、微妙なニュアンスがつたわる、つたわらない、がないのです。
さて、久々に当社のデザインが採用され、商品のすべてをプロデュースしております。
プロダクトデザインはグラフィックデザインやフォトグラフとは違い、「人が使用する」という前提のもとデザインしなければいけません。すなわち、材質・構造など様々な要素がデザイン上制約になったりということが多々あります。
今回の商品デザインは私のは没で、もう一人のデザイナー分が採用されました(w。
そしてパッケージデザインは私、撮影も担当。そう、ここでフェイズワンの登場です。
600万画素とはいえ、35mmサイズなので画素ピッチが大きくダイナミックレンジが広いのです。でアオリ少々、ストロボ少々、自然光少々。そう大きなサイズではないですが画像部分としては535*290mmというサイズです。
イラストレータにてレイアウト、トムソン(抜き型)のガイドラインをつくり、写真は埋め込みます。
配置してリンクのみでは怖いのです、なぜならデータはチャイナへ。
現在、中国製品のパッケージデザイン、印刷物もほとんどデータ渡しです。
前にイズミヤのキッチン周りのワイヤーシリーズ商品はすべてフィルムだししていました。
かなりの製版フィルム代だったような気がします。
いまや、CD−R1枚です…。 今回は画像埋め込みもあり、一つのイラストレータファイルは240MBほどありました。
さて、売れるといいなあ。
原寸のカンプを出すのに非常に苦労しました、A3で6枚つなぎ、大判プリンタが欲しい今日この頃…。