8月1日に写真業の技能検定がおこなわれたそうです。一応国家検定という位置づけで、
過去につとめてた所から3級から受験する予定でした。
肖像写真と現像から焼き付けなど、いまの人たちはほとんどやらないだろうことをやります。
…そんな検定もそのとき兵庫からの人数が規定に達しなくその回はおこなわれず、わたしは受験ができませんでした。いまデジタルの時代必要なのかどうかということですが、確かな技術、写真に対する知識、きっと必要ではないでしょうか?
で、思い出した。みなさんの写真に対する考え方ってどんなでしょうか?
職業で写真を撮る側として思ったことをひとつ。
ウェブ用などで撮影に行ったときに、何点か撮り終わった後に、これもお願いします、「簡単でいいですから」という言葉をあちこちで聞くことがあります。でも使うんですよね?簡単でいいという意味はどういった意味でしょうか?これを聞くたびにいつも思います。
広告写真、ウェブ用商品写真は販売目的、その商品を魅力的に見せるために撮るのでは?
まさか、きっちりと撮った写真と適当にとった写真みなさんは区別がつかないですか?いいえ、なにか感じるはずです。
撮影にお金をかけたがらない会社の商品は売れないとワタシは思ってます。なにも撮影させてくれといてる訳ではなく、商品に対する思い入れ、姿勢が大事ではないでしょうか?売れれば十分に元が取れるはずだし、その重要性に気がつきます。いつも見積もりを出せば高すぎる、小物なんていらない、じゃあ、自分ちの社員で一眼デジカメでとればいいじゃないか!といいたくなる会社が多いです、最近。その点大手や首都圏、代理店が間に入る仕事、デザイン事務所が絡む仕事は写真撮影の重要性はよくしってます。デジタルが物事をいとも簡単にできるような錯覚をおこさせてますが、操るのは人、結局はアナログ時代と同じです。